『感覚写真』 third exhibition
髙橋レイン/佐藤真優
前回の展示にて作家同士で共有した”物の態度”から、”時間の態度”へと展開した両者のアプローチが見える二人展を開催します。今回はポストカードからヒントを得て、イメージに残る感覚を意識した写真、インスタレーションに取り組んでいます。
@kankakushashin_kcua
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Can you see the attitude of time?
白い部屋の中で正面にある窓には海と小さなヨットが写っていた。
表で遊んでいる小さな子供たちの声が聞こえてきた。
2歳になったぐらいの子が中に入ってきて、蛇口の取っ手をひねって、水を出した。
kumagusukuSAS, 2023 summer.
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【開催概要】
会期:2025.3.5(水)- 3.9(日)
時間:11:00-17:00(土日は18:00まで)
会場:kumagusuku
〒604-8805 京都市中京区壬生馬場町37-3
入場無料
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髙橋レイン @painsaintrain
京都市立芸術大学 美術研究科構想設計専攻M1
絵画に潜むフレーミングとしての窓をモチーフに、写真を扱いながら「まなざし」について考察している。映画のスチール写真などのマスメディア・マスプロダクト的なものから家庭のアルバム写真までをサイアノタイプ作品(青写真)に写し出すことでさまざまな層のイメージを同じ媒体、同じ土俵に立たせて捉え直すなど、小さなストーリーが大きなストーリーと共鳴する瞬間を求めて制作している。
佐藤真優 @satoma_photo
京都市立芸術大学 美術学部美術科油画専攻卒業
写真表現大学フォトグラファーコース在籍
匿名性と共有される記憶をテーマに、写真と油絵を行き来しながら制作している。
風景の場所性や固有性を排除することで発生する異質さや不気味さと、それと同居する郷愁の感覚を写真や絵画のイメージの中で表現している。