ソシエテヌーベルリュネト視覚研究所では7/19(水)から8/20(日)まで、宇津木健司写真展『projecteur』を開催します。
本展は視覚研究所が取り組む初めての招待作家による企画展です。
私たちの日常に身近な存在、野菜。
外見の欠点や保管の難しさから、時として軽視され、捨て去られてしまうことがあります。
この展示『projecteur(プロジェクトゥール)』では、見捨てられがちな野菜たちに対してスポットライトを照らすことで、彼らの隠された美しさと価値を映し出し、再評価することを試みます。
“Projecteur”という言葉はフランス語で「プロジェクター」や「スポットライト」を意味し、物事を照らし出し視覚的に際立たせます。
私たちが世界を鮮やかに捉えるために使う眼鏡と同じ働きです。
今回の写真展が日常の中で見過ごされがちな問題、具体的には見捨てられてしまう野菜たちへの認識を鮮明にする「視覚的な道具」となることを願っています。
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【作家プロフィール】
宇津木健司 / Kenji Utsugi
Instagram: @kenji_utsugi
HP:www.kenjiutsugi.com
千葉県出身
東京藝術大学大学院美術研究科デザイン科修士課程修了
現在フォトグラファーとして活動中
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宇津木健司写真展『projecteur』
会場:kumagusuku 2F ソシエテヌーベルリュネト視覚研究所内
会期: 7/19(水)〜8/20(日)
時間: 平日11:00〜17:00/土・日11:00〜18:00
休館日: 月・火定休日