ソシエテヌーベルリュネト視覚研究所は本日より【鏡花展/眼鏡浪漫主義展・3点】【HOLE IN THE WALL展・3点】からなる主展示と、【the moon drops・3点】【梅クリップ・3点】からなる副展示を開始します。ご高覧よろしくお願いします。
《 作品紹介 》
【鏡花】
2007年、Gallery ef (東京)で初めて発表された鏡花シリーズは、ファインアートでありながら眼鏡でも有る独自の作風で、未知の領域を開拓しました。鏡花シリーズの展示は鏡花展第1作品(2007 Gallery ef ・東京) 1点と、眼鏡浪漫主義展(2008 書肆啓祐堂ギャラリー・東京) 2点です。
「鏡花」は、中国の古代宮廷文化の思想・文字研究家王超鷹がこの作品との出会いによって生まれたタイトル。自然の営みに敬意を払い、その造形に美を見出していた時代の人々が、この眼鏡に出会ったならきっと「鏡花」という言葉を当てただろうという見解により、王超鷹により新作文字とともに創作されました。
※ Gallery ef は江戸時代末期に建てられた土蔵を再生したアートスペース。維新・震災・空襲という幾多の試練を越えて残された歴史の証言者となる空間。本年、東京都調布市深大寺に移設されました。
【HOLE IN THE WALL】
2017年、京都府・京都市などの後援を得て開催されたHOLE IN THE WALL展は、継承の困難にある伝統文化・工芸に向けて一つの提案を与えるものでした。また同時に、芸術者として具体的表現により作品の達成を目論んだものです。
これらの作品は一見機能することが目的の道具=眼鏡に見えますが、実際に使うことは出来ません。では単なる模型なのでしょうか?その問いへの答えは是非鑑賞者の目でご判断をいただきたいと思います。
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会期2022年10月20日(木)より。
・営業時間: 11:00〜17:00
・休館日: 月・火定休日
今回の展示は秋冬に行われる東京巡回展示にともなうもので、終了日時未定ですのでご観覧はどうぞお早めに。
・主展示作品【鏡花展 3点】【HOLE IN THE WALL展 3点】についてご購入希望の方は、クマグスクフロントデスクまでご相談ください。
・副展示作品【the moon drops 3点】【梅クリップ 3点】は販売(即売)可能です。