
ハコガマエ HAKO-GA-MAE
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「運ぶ」とはどういうことか。
「映像」を「箱」ぶことは出来るのか。
箱が前か、箱が後か。
所有すべきものなのか、せざるべきものなのか。
いまだによくわからないが、いろいろと箱はある。
とりあえず、映像を収めてみることにする。
収めようとしてみる。
- 日程:2025.4.18 - 4.20
- 時間:11:00 - 17:00
- 場所:@kumagusuku_
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宮永亮:MIYANAGA Akira
映像作家、美術家、ViDeOM代表。ビデオカメラでとらえられた実写映像素材のレイヤーを、幾重にも渉りスーパーインポーズする手法を用いて作品制作を行っている。それはモンタージュの様に素材の順時的羅列によるストーリーの提示ではなく、時間軸に対し、レイヤー構造という異なる方向を持つ軸をビデオアートに持ち込むことで、新たに合成されるなナラティブの枝を作品内に現出させようとすることであり、そして時間芸術の中での非時間性への模索でもある。主に現代美術の領域で、現代映像美術家としてビデオ作品、ビデオ・インスタレーション、スチル作品等の発表のほか、VJ活動やMV制作を行っている。
主な展覧会:「MOTアニュアル2014 フラグメント—未完のはじまり」(東京都現代美術館、14年)、「In the Still of the World」(児玉画廊、14年)、「なつやすみの美術館3「美術の時間」」(和歌山県立近代美術館、13年)、「第5回恵比寿映像祭 パブリック⇄ダイアリー」(東京都写真美術館、13年)等。