Kumagusuku

芽が息吹く- sprout –

開催期間:~2022.05.08

安西可奈 小寺太郎

Photo Exhibition

二人の作家は異なる時間が一つとなり、その変化の脈打ちに気付く。今の時代の新しい芽吹きを表現するた めに、蓄積した時間とその温度に触れることで、新しい種子の起源を見出そうと制作に向き合ってきた。 個々で制作された作品には、古典技法のダゲレオタイプをはじめ、日光写真のサイアノタイプ、他複数の写 真技法が用いられ、選別したものを展示する。それらは異なった時間と温度の交わりゆく空間を生み出す。

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安西 可奈 : Kana Anzai

1994年愛知県出身、名古屋市工芸高等学校グラフィックアーツ科卒業後、NVA夜間校に通い、カメラアシスタントをしながら写真を学ぶ。
2015年よりイイノスタジオ勤務、2018年に『表参道rocket』にて8人のヘアメイクアーティストをキュレーションし写真展「FOCUS」を発表。
その後、海外生活を得て、本格的に作品制作を始める。自身の悲嘆の経験から支援体制であるグリーフケアを学び、
悲嘆と共存しながら美しきものを写し出すテーマのもと、精力的に作品と向き合う。現在は京都を拠点に活動中。

https://www.kanaanzai.com
instagram @anz_kana

小寺 太郎: Taro Kotera

1990年京都市出身、都内写真スタジオ勤務後、フォトグラファーとして京都を拠点に活動。
時間、温度、誕生の関係性をテーマに、ダゲレオタイプを中心とした写真表現を使い作品を制作。

https://www.kyotographie.jp/kgplus/exhibitions/2022/kana-anzai-taro-kotera/