<本イベントは満員のため受付終了いたしました。>
『アーティストと不動産』
/オランダのアートによる空き家活用事例紹介
日時 2018年11月24日(土)18:30~20:00
料金:1000円(ワンドリンク付き)
定員:30名
メインスピーカー:佐脇三乃里(アートコーディネーター)
ゲスト:西村直己(株式会社八清)
司会:矢津吉隆(美術家、kumagusuku代表)
プログラム:
18:30~19:30「オランダ デン・ハーグにおけるアートによる空き家活用」スピーカー:佐脇三乃里 司会:矢津吉隆
19:30~ 座談会「京都の不動産とアーティスト」スピーカー:佐脇三乃里、西村直己、矢津吉隆
質疑応答(約15分)
20:00 終了予定
イベント概要:
横浜の黄金町のNPO法人黄金町エリアマネジメントセンターで6年間、アートとまちづくりに関わり様々なアートプログラムを通して黄金町という特殊な場と向き合ってきた佐脇三乃里が、平成29年度文化庁新進芸術家海外研修で派遣されていたオランダのデン・ハーグから今秋帰国。オランダにおいてアートによる空き家活用、またアーティストの制作環境についてデン・ハーグでの事例を紹介しながら海外研修の報告を行います。また、ゲストには京都で不動産業を営み、新しい不動産業のあり方を実践する株式会社八清の専務取締役 西村直己さんを迎え、アーティストがまちで活動するためのインフラとしての不動産の関わり方などを京都での事例などを紹介しながら議論します。
プロフィール:
佐脇 三乃里(さわき みのり)
1985年神奈川県生まれ。日本大学大学院理工学研究科建築学専攻修了(2011)。在学中より“建築とアート”をテーマに創造活動を行なう施設の活動と運営に関する研究を行う。卒業後は、NPO法人黄金町エリアマネジメントセンター(横浜)でアシスタントディレクターとしてアートとまちづくりの双方に関わるプログラムのコーディネートを行なう(2011-2017)。平成29年度文化庁新進芸術家海外研修制度1年派遣員としてオランダのデン・ハーグを拠点に、空家の活用という視点から見たアーティストの制作環境の状況とそれを支えるための手法に関する調査(2017-2018)。
西村 直己(にしむら なおき)
1979年京都府生まれ。京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科電子情報工学専攻卒業(2003)。精密機器メーカーでSEを経験後、株式会社八清に入社(2005)。京都での空き家の買取再販ビジネスにおいて京町家を宿泊施設やシェアハウスとして再生、収益物件として初めて商品化。さらに海外顧客のための不動産売買や管理運営の体制を整備。2015年より専務取締役。活用が求められる大型の京町家の活用モデルとしてコワーキングスペース、レンタルスペース、高付加価値型の宿泊施設の事業開発を推進、まちづくりとコミュニティビジネスの新しい在り方を模索している。
矢津 吉隆(やづ よしたか)
1980年大阪生まれ。京都市立芸術大学美術科彫刻専攻卒業。京都造形芸術大学非常勤講師。京都を拠点として美術家として活動しながら宿泊型アートスペースkumagusukuのプロジェクトを2013年から開始、2015年に中京区にKYOTO ART HOSTEL kumagusukuを開業。 また、レジデンス機能を持ったシェアスタジオの運営や作品制作のためのスタジオ兼住居をアーティストに貸し出す不動産プロジェクトなど、アーティストのインフラに関わる事業を展開している。さらに、2017年からは母校である京都市立芸術大学の移転設計JVにリサーチチームとして参加している。