私の目に映る全ての情報は表面的で、より一層、また一層とかきわけても外気に触れた層は表面になった。
それならばと私は深く深く、目に見えるものが表面と呼べなくなるほど深い層にまで手をのばすけれど、どうしていつまでたっても表面ばかりが顔を見せるのだろう。
会期:2024年9月18日(水)~9月22日(日) 時間:11:00~17:00 (土曜日のみ18:00まで)
会場:kumagusuku
〒604‐8805 京都市中京区壬生馬場町37‐3 入場料無料
この展覧会は京都市立芸術大学美術教育後援会に御支援いただいております
【平原弥宜】
京都市立芸術大学構想設計専攻在学中
意図が隠された作品と、作品の意図を見出そうとする鑑賞者の態度の間にコミュニケーションの在り方を重ねる。特定のメディアにとらわれない様々な手法を用いた制作活動をおこなう。
【松浦 陽】
京都市立芸術大学油画専攻在学中
見える像と頭の中に存在する像のズレに着目し、もの、見る行為、についての考えを壁、構造を用いて作品を制作している。