Kumagusuku

銅版画家・文月恵津子追悼巡回展(京都展)

ソシエテヌーベルリュネト視覚研究所では、この度2022年7月31日(日)より8月31日(水)まで、『銅版画家・文月恵津子追悼巡回展(京都展)』を開催します。

本展は氏と親交のあった友人5人が立ち上げた文月恵津子追悼展実行委員会が開催した東京池袋B-gallery (2021年10月)、香川ETstudio (2022年4月〜5月)に次ぐ巡回展となります。


銅版画作家文月恵津子氏は、2020年7月22日、世間が新型コロナ感染症に苛まれる中、闘病の末にご逝去されました。自らの生涯を清貧に甘んじ、自身の制作活動に人生を捧げましたが、同時にものづくりに携わる周囲の者たちにも惜しみなく愛情を振り向け、その温かい人柄によって多くの制作者らと親交を結び、彼らの良き理解者となりました。

ソシエテヌーベルリュネト視覚研究所所長の山ノ瀬亮胤は、文月恵津子氏に深い敬意を表すとともに、関西にはまだ馴染みの少ない氏の仕事を紹介するべく本展開催の運びとなりました。

猛暑、新型コロナ再拡大の兆しなど、社会には人々の出足を挫くような事象が絶え間なく起きますが、その中で本展を通して皆様のお心に何かしら届くものがありましたら幸甚と存じます。
どうぞご高覧賜りますようお願い申し上げます。

2022年7月31日
ソシエテヌーベルリュネト視覚研究所
所長 山ノ瀬亮胤



『銅版画家・文月恵津子追悼巡回展(京都展)』

・会期: 2022年7月31日(日)より8月31日(水)

・開催時間: 11:00〜17:00

・休館日: 月・火定休日

・会場: ソシエテヌーベルリュネト視覚研究所

〒604-8805 京都市中京区壬生馬場町37-3 kumagusuku 2F

🔎クマグスク・デスク: 075-432-8168

🔎ソシエテヌーベルリュネト視覚研究所へのお問い合わせ : societe0001@gmail.com


文月恵津子 /  神奈川県横浜市生まれ  銅版画家・故玉上恒夫に師事  1992-94同氏のアシスタントを務める。個展・グループ展(ドイツ、イギリス、アメリカ、ハンガリー等)多数。2020年7月永眠。
本京都展ではメゾチント技法(銅版画)による15連作中約13点を展示(東京・町田市立国際版画美術館収蔵予定作品)